使い方

順位表

ページの上部には順位表が表示されます。機能と順位表の各列は以下の通りです。 順位表の各列はヘッダ部分をクリックすることでソートが出来ます。

Input Filter

N<50 のように条件式を設定すると、順位表計算に使われるテストケースを絞り込むことが出来ます。使用出来る特徴量は横に features = {N,D,Q} などのように表示されています。 条件式は log2(Q/N)<3 などのように数式も使用可能です。 等号は = ではなく == なのでご注意下さい。

順位表の行を指定した文字列で絞り込むことが出来ます。

順位表の列

グラフ

順位表の行をクリックするとグラフに表示するデータの選択が出来、ページの下部にはグラフが表示されます。選択中の行を再度クリックすると選択が解除され、Deselect All ボタンを押すと全ての選択が解除されます。グラフ上の点にマウスカーソルを当てると詳細がツールチップで表示されます。ScatterVersus では、点をダブルクリックするとビジュアライザが開いて、対応する入力ファイルの閲覧が出来ます。

デフォルトでは Skip Failed にチェックが入っており、ACを獲得した入力に対してのみ平均の計算やデータ点のプロットが行われます。 Skip Failed のチェックを外すと、AC以外を獲得した入力に対する得点は0点扱いとして描画されるため、特にScatterVersus で点プロットを行った際に0点となった入力の確認が出来て便利です。一方で、座標の範囲が0からとなることでグラフが潰れてしまったり、0点に引っ張られてグラフが大きく歪んでしまい傾向が分かりにくい場合があるのでご注意下さい。

X-axis

グラフの描画に用いる入力の特徴量を指定します。 N など、単体の特徴量の他に、log2(Q/N) のような数式も指定可能です。

Type

以下のグラフ形式が選択可能です。

クエリパラメータ

contest

https://img.atcoder.jp/ahc_standings/index.html?contest=ahc025 のように、contest={コンテスト名} を指定すると、そのコンテストの順位表が表示されます。 ratedでシステムテストが行われたものを順次追加していく予定です。 順位表データが存在しない場合は not found とエラーが出ます。

score_type

https://img.atcoder.jp/ahc_standings/index.html?contest=ahc025&score_type=min のように、score_type={形式名} を指定すると、スコア形式を本来の設定から変更できます。 設定可能な形式は以下の5種類です。

add

https://img.atcoder.jp/ahc_standings/index.html?contest=ahc025&add=editorial のように、add={追加データ名} を指定すると、スコアデータが追加出来ます。 コンテストによってはwriter解や解説解が追加可能な場合があります。 指定した追加データが存在しない場合は not found とエラーが出ます。

ローカル版

https://img.atcoder.jp/ahc_standings/index.html のhtmlファイルをローカルに保存してpython3 -m http.server 8000 などでホストすることによりローカルテスト用の順位表として使用出来ます。csvファイルの読み込みが必要なため、webサーバを用いずにそのままhtmlファイルをブラウザで開いても動きません。

以下のようなディレクトリ構造を用意してファイルを配置します。

index.html ahc025 input.csv result.csv

input.csv

file,seed,N,D,Q 0000,8247778645756396082,78,6,266 ...

という形式。特徴量は実数値のみ扱うことが出来ます。

result.csv

rank_min,100000000,https://img.atcoder.jp/ahc025/tNvZmDfV.html wata_admin,103282,-1,22664,... ...

という形式。 一行目は score_type,相対評価の場合の係数,ビジュアライザへのリンク を指定。 二行目からは、名前,0番目のテストケースのスコア,1番目のテストケースのスコア,... というデータを並べる。 AC以外の場合のスコアは-1とする。

全テストケースに対してプログラムを実行し、結果をこの形式で出力するプログラムを用意しておけば、result.csv の末尾に追記後にブラウザの更新ボタンを押すことで最新の順位表を表示出来ます。